仏、平昌五輪”不参加”示唆にバッハ会長 「異なるシナリオを準備する考えはない」
仏、平昌五輪”不参加”示唆にバッハ会長 「異なるシナリオを準備する考えはない」
相次ぐ北朝鮮の挑発により緊張が高まる中、フランスが平昌冬季オリンピック”不参加”の可能性を示唆。この状況に、五輪組織委員会は状況を受け入れながらも、神経を尖らせている。

 22日(日本時間)AFP通信によると、フランススポーツ相はラジオ番組に出演し、「今後、北朝鮮問題と関連し、状況が悪化して我々の安全が保障されない場合、フランス代表チームは(韓国に)行くことはできない」とし、大会不参加の意思を明かした。

 フランス政府が「不参加の可能性」を示唆する前にも、各国から「安全面が懸念される中で、大会の開催は可能なのか」との声が挙がっていた。

 これに、トーマス・バッハ国際オリンピック委員会(IOC)委員長は去る13日、ペルー・リマで開かれたIOC総会で平昌五輪を支持する考えを明かした。

 バッハ委員長は「平昌冬季オリンピックと関連し、現在その他のシナリオを話すことは望ましくない。これは、平和と外交に向けた信念に反すること」と説明。「現在の状況で、他の話をする必要は全くない。プランBは存在しない」と断言した上で、「朝鮮半島の平和のために、外交努力を続ける人々の意思を弱めてしまう」と強調した。


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