国際協力・紛争解決分野の研究を行う米シンクタンク、アトランティック・カウンシル主催の「2017年グローバル市民賞」受賞者に文在寅(ムン・ジェイン)大統領が選ばれた。同賞を受賞する文大統領(左)=19日、ニューヨーク(聯合ニュース)(END)
国際協力・紛争解決分野の研究を行う米シンクタンク、アトランティック・カウンシル主催の「2017年グローバル市民賞」受賞者に文在寅(ムン・ジェイン)大統領が選ばれた。同賞を受賞する文大統領(左)=19日、ニューヨーク(聯合ニュース)(END)
【ニューヨーク聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)は20日、国連総会に出席するため米ニューヨークを訪れている文在寅(ムン・ジェイン)大統領が21日(米東部時間)にトランプ米大統領と首脳会談を行うと発表した。両氏の首脳会談は6月末に続き2回目。 両氏は今回の会談で、核・ミサイル挑発を続ける北朝鮮への制裁・圧力を最大限に強めるための具体策を主に協議する見通しだ。 国連安全保障理事会が先ごろ採択した、北朝鮮への石油輸出に上限を設けることなどを盛り込んだ制裁決議の履行の重要性を重ねて確認するとともに、全ての国連加盟国に履行を徹底させる案を巡っても意見を交わすと予想される。 また、韓国軍の独自防衛力を高めるための兵器システム補強問題、両国の立場が大きく異なる韓米自由貿易協定(FTA)改定問題についても意見が交わされるかどうか、注目が集まる。 ただ、いくつかの懸案で意見が合わないとしても、北朝鮮制裁の履行には韓米の協力が欠かせないため、両国は大枠では連携をさらに強め、韓米同盟の盤石さを確認するものとみられる。文大統領はニューヨークで18日(米東部時間)に行った在米韓国人らとの懇談で、韓米FTAなどと関連し「韓米間の立場の違いは当然で、自然なことだ」と述べ、「韓米同盟は盤石だ」と強調した。 一方、21日には韓米日の3カ国首脳会談も予定されている。文大統領とトランプ氏、日本の安倍晋三首相はこの席で、北朝鮮への圧力と制裁を一段と強める方策を協議する見通しだ。
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