文大統領(右)はメイ首相との会談で、平昌五輪のユニフォームをプレゼントした=19日、ニューヨーク(聯合ニュース)
文大統領(右)はメイ首相との会談で、平昌五輪のユニフォームをプレゼントした=19日、ニューヨーク(聯合ニュース)
【ニューヨーク聯合ニュース】国連総会に出席するため、訪米中の韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は19日(現地時間)、国連のグテレス事務総長主催で行われた昼食会に参加し、トランプ米大統領や安倍晋三首相らの主要国首脳と意見交換した。 文大統領は北朝鮮の核問題の深刻さを説明し、「国際社会が一貫して努力し、平和的・根本的な方法で解決する必要がある」と訴えた。 また、来年の平昌冬季五輪を「平和の五輪」にする考えを示した上で、平昌五輪に関心を寄せるよう呼びかけ、積極的な参加を求めた。 一方、文大統領は同日、英国のメイ首相と初の首脳会談を行い、国連安全保障理事会を中心に北朝鮮の核・ミサイル問題に断固として対応しながら、同問題が平和的な方法で根本的に解決するまで緊密に協力することで一致した。 経済協力については、韓英自由貿易協定(FTA)を締結することで両国の貿易・投資が拡大するよう、関連協議を続けていくことを確認した。 エリザベス女王の長女、アン王女が平昌五輪に合わせて韓国を訪問することを歓迎し、多くの英国国民が来韓することに期待を寄せた。 文大統領はチェコのゼマン大統領やセネガルのサル大統領ともそれぞれ首脳会談を行い、両国関係の強化などについて議論したほか、平昌五輪への協力を呼びかけた。
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