裁判中に涙を見せた崔順実被告「娘の陳述が有罪の証拠だなんて…」

崔順実（チェ・スンシル）が裁判を受けている最中、急に机にうつ伏せになって泣き、しばらく裁判が中断する事態が発生した。 娘であるチョン・ユラ氏（21）の言葉が自分の有罪を明らかにする証拠として使われることになった状況に感情が高ぶったためだ。

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　ソウル中央地裁で12日午後2時10分に開かれた裁判で、チェ被告は開廷直後の午後2時16分ごろ、突然机にうつ伏せになって泣いた。

　突然起こった状況に裁判部がチェ被告が休息をできるようにし、20分ほどの裁判を中断した。 チェ被告の弁護人らは法廷の外に出て、しばらくチェ被告と接見した。

　クォン・ヨングァン弁護士は午後2時40分ごろ、再開した裁判で娘であるチョン氏と関連した問題だったと明かした。

　クォン弁護士は「チョン氏が（サムスン裁判で）証人として出てきて明らかにした陳述書が今日午前、この裁判の証拠として提出された」とし「これまでチョン氏の弁護を担当していた私とオ・テヒ弁護士も最近、必然的に辞任した」と説明した。

　続けて「（娘の）供述が自分の有罪を立証する証拠として提出されたため、感情が高ぶったようだ」とし「そのために泣いたようだ」と述べた。

　一方、チョン氏は弁護人団の反対にもかかわらず、先月7月サムスン電子のイ・ジェヨン副会長（49）の裁判に証人として出席し、母親であるチェ被告側に不利な証言をした。

　その後、チョン氏はクォン弁護士など、自分の弁護人団とまともに連絡をしなかったため、弁護人団はこれ以上、チョン氏を弁護できないと判断し、辞任届を提出した。