文大統領の支持率72%＝“北朝鮮の核危機”で前週より4%ダウン

韓国の文在寅（ムン・ジェイン）大統領の国政遂行支持率が前の週より下落した70%前半を記録した。

　世論調査専門機関韓国ギャラップは8日、全国の有権者1004人に「文大統領が大統領としての職務をよく遂行していると思うか」と質問した結果、回答者の72%が肯定的に評価したと明らかにした。これは前週より4%下がった数値だ。

　「うまくできていない」と回答した人は20%で、前週より4%上昇。「どちらでもない」と「わからない・回答拒否」は8%と集計された。

　ギャラップは「今週の肯定率下落・否定率の上昇幅は50代・60代以上、無党層で最も大きく、肯定評価の理由は大きな変化はない反面、否定評価の理由では北朝鮮核・安保比重が大きく増えた」とし「これは北朝鮮の6次核実験の影響とみられる」と説明した。