7月7日、ドイツで首脳会談を行い、握手を交わす文大統領(左)とプーチン大統領=(聯合ニュース)
7月7日、ドイツで首脳会談を行い、握手を交わす文大統領(左)とプーチン大統領=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は4日夜、ロシアのプーチン大統領と電話会談し、北朝鮮の核実験への対応措置として、原油供給中止や北朝鮮労働者の受け入れ禁止など、北朝鮮の外貨収入源を絶つ方法を国連安全保障理事会で真剣に検討する時期との考えを示した。 文大統領が安保理での対北朝鮮制裁措置として、原油供給中止や労働者受け入れ禁止に言及したのは初めて。 文大統領は「外交的な方法を通じて平和的に解決しなければならないと思うが、そのためには北が新たな挑発をやめるべきだ」と強調。中国で開幕した新興5カ国(BRICS)首脳会議に出席しているプーチン大統領は「北朝鮮の核とミサイルは地域の平和と安定に実質的な脅威になっている」として、「BRICSでも北朝鮮の核実験を非難する宣言文が採択された」と説明。「朝鮮半島の核問題はひとえに外交的な方法で解決できるということで合意した」と伝えた。 両氏は6日、ロシアで首脳会談を行う予定だ。
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