文大統領、安倍首相と20分間の電話会談 「北が痛感する実質的な対応措置が必要」(提供:news1)
文大統領、安倍首相と20分間の電話会談 「北が痛感する実質的な対応措置が必要」(提供:news1)
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と日本の安倍首相は4日、電話会談をおこない、北朝鮮の6回目の核実験と関連し、北朝鮮に最高度に強力な圧迫と制裁を加えなければならないという認識を共にした。

 文大統領はこの日午前11時から約20分間、安倍首相と電話会談をおこない、北朝鮮の6回目の核実験対応案を深く議論したと、青瓦台(大統領府)のパク・スヒョン報道官が春秋館ブリーフィングを通じて伝えた。

 文大統領と安倍首相の電話会談は先月29日、北朝鮮の中距離弾道ミサイル(IRBM)挑発翌日の8月30日の電話会談以降5日ぶりで、文在寅政権発足以降6回目だ。この日の電話会談は安倍首相の要請でおこなわれた。

 両首相は今回の北朝鮮の核実験に対して「韓国と日本の両国はもちろん、国際社会の再三の警告を無視し、国連安保理決議を違反した国際社会の平和と安全に対する深刻な挑戦で、その規模や性格の面から過去とは次元が異なる厳重な挑発」という認識を同じにし、北朝鮮の挑発を強く糾弾した。

 文大統領は「今回の核実験は過去のより数倍強い威力を見せた点、北朝鮮自らICBM(大陸間弾道ミサイル)装着用水爆と述べた点から、非常に懸念される」とし「国際社会と協力してこれまでと次元が異なる、北朝鮮が痛感することができる強力かつ実質的な対応措置が必要だ」と強調した。

 また両首相は日韓両国、日韓米3か国が緊密に協力して北朝鮮に最高度に強力な圧迫と制裁を加えなければならないという認識を共にし、まずより一層強行な国連安保理制裁決議を推進することで意見を集めた。

 文大統領は「北朝鮮が自ら対話テーブルに出てくるまで、最高レベルの制裁と圧迫をさらに強化していかなければならない」と話した、とパク報道官は伝えた。

 さらに両首相は電話会談で北朝鮮の核・ミサイル対応のための日韓両国間の強力を評価し、9月初めにロシア・ウラジオストクでの会談を含め、今後も各レベルの緊密な疎通を継続していくことにした。


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