韓国の市民団体「THAAD配備圧迫する韓米国防長官会談、中断すべき」(提供:news1)
韓国の市民団体「THAAD配備圧迫する韓米国防長官会談、中断すべき」(提供:news1)
米国ワシントンで開かれる韓米国防長官会談を2日後に控えた28日、韓国の市民社会団体らがTHAAD(高高度防衛ミサイル)配置撤回を政府に改めて要求した。

 「THAAD韓国配置阻止全国行動」などはこの日午前11時、ソウル鍾路区(チョンノグ)KT光化門ビル前で記者会見を開き、「早急なTHAAD配置と稼働を圧迫するための韓米国防長官会談は中断すべきだ」と述べた。

 彼らは「THAADの韓国配置は、韓国を防衛するためのものではなく、韓米間のミサイル防衛システム(MD)と同名構築を通じて北朝鮮を封鎖し、中国を包囲する米国の理解を図るためのもの」とし「THAAD韓国配置で朝鮮半島と北東アジアの平和が脅かされ、韓中関係の破綻で、韓国経済さえ深刻な打撃を受ける」と主張した。

 また「米国政府はTHAAD配置を撤回せよという星州・金泉の住民等、韓国国民らの要求を無視してTHAAD発射台追加配置を強行すれば、激しい国民的抵抗に直面するだろう」とし「文在寅(ムン・ジェイン)台乙亮はTHAAD発射台追加配置の指示を撤回し、THAAD配置を原点から再検討して撤回の道を切り開かなければならない」と促した。


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