北朝鮮　労働者海外派遣による外貨稼ぎ困難に＝韓国統一部

【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の李有振（イ・ユジン）副報道官は２５日の定例会見で、北朝鮮に対する国際社会の制裁に関し、「北が海外に労働者を送り出すことで外貨を稼ぐのは難しくなるのではないだろうか」と述べた。北朝鮮制裁に向けた国際社会の連携は一層緊密になると見込まれ、米国も北朝鮮に対する独自制裁を実施すると言及した。　北朝鮮は現在約４０カ国・地域に５万人以上の労働者を派遣しており、これら労働者が稼ぎ出した外貨の多くは北朝鮮当局に渡っているとされる。　李氏は「（北朝鮮が）この先、具体的にどのような方法で制裁回避などの対応を取るか、注視する」と述べた。