今年4月に開催された「平壌マラソン」=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)
今年4月に開催された「平壌マラソン」=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】米国と中国に拠点を置く北朝鮮観光専門の旅行会社「ウリツアーズ」は23日までにホームページに掲載したツアー紹介文で、北朝鮮が毎年4月に平壌で開催している「平壌マラソン」が今年から年2回の開催になったと明らかにした。初の「10月平壌マラソン」が今年10月22日に開かれると伝えている。 同社によると、4月大会は10キロとハーフマラソン、フルマラソンの3種だったが、10月大会には5キロが新たに加わるという。同社はマラソン出場を組み込んだ北朝鮮観光ツアーの参加者を募っている。 北朝鮮観光を扱う別の旅行会社「ヤング・パイオニア・ツアーズ」も、10月大会に出場する4日間のツアーをホームページに掲載している。 北朝鮮は1981年から、「万景台賞マラソン大会」という名称で毎年4月に金日成(キム・イルソン)主席の生誕を記念する国際マラソン大会を開いてきた。2014年には外国人の大会出場を初めて認めた。 北朝鮮の朝鮮中央通信によると、今年4月9日に開かれた大会にはオランダやドイツ、米国、中国、カナダ、フランス、英国、オーストラリア、日本など約50カ国から1100人ほどのランナーが参加したとされる。国際社会の制裁が続く中、外貨を獲得するため大会の開催を増やしたとの見方もある。
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