会見する白報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
会見する白報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の白泰鉉(ペク・テヒョン)報道官は31日の定例会見で、北朝鮮が28日に強行した大陸間弾道ミサイル(ICBM)級の弾道ミサイル発射に関連し、「挑発には断固たる対応を取るとの立場であり、制裁と対話を並行する基調に変化はない」と述べた。 その上で、対話を通じた問題解決を目指す韓国側の提案に対し北朝鮮側が応じるよう促した。韓国は今月17日、軍事境界線付近での敵対行為を中止するための南北軍事当局者会談と、南北に別れて暮らす離散家族の再会に向けた南北赤十字会談を提案したが、北朝鮮は反応を示していない。 白報道官は「朝鮮半島問題の当事者として忍耐力と粘りで朝鮮半島の非核化と平和、安定のために努力を続ける」と強調した。 また、「朝鮮半島の非核化と平和に対する政府の意志は固い」とした上で、文在寅(ムン・ジェイン)大統領がドイツ・ベルリンで今月6日に表明した「朝鮮半島平和ビジョン」(ベルリン構想)の動力が失われないよう状況を管理するとの方針を示した。
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