SKハイニックスは半導体市場の好況で営業利益だけでなく、売上高、当期純利益がそろって過去最高を更新した(イメージ)=(聯合ニュース)
SKハイニックスは半導体市場の好況で営業利益だけでなく、売上高、当期純利益がそろって過去最高を更新した(イメージ)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の半導体大手SKハイニックスが25日発表した4~6月期決算によると、本業のもうけを示す営業利益は3兆507億ウォン(約3000億円)と前年同期の6.8倍に急増し、四半期ベースで過去最高を記録した。半導体市場の好況が影響した。 売上高は6兆6922億ウォンで前年同期比70%増加し、当期純利益は2兆4685億ウォンを記録。1~3月期に続き、営業利益だけでなく、売上高、当期純利益がそろって過去最高を更新した。 専門家らは世界の半導体メモリー市場の需要増加や供給不足などで、製品価格の上昇が続くとみて、7~9月期には営業利益が3兆5000億ウォンに迫ると予想した。 特に主力のDRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)で、回路線幅が21ナノ(ナノは10億分の1)メートルの製品の量産拡大やコストダウン効果などで、今年の営業益は10兆ウォンをはるかに上回る可能性が高いと見通した。 さらに、経営再建中の東芝の半導体部門を巡る買収作業が順調に進めば、NAND型フラッシュメモリー市場で影響力を拡大することができ、収益が一層高まると業界はみている。
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