【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の当局者は7日、北朝鮮核問題を巡る6カ国協議の韓米日の首席代表がシンガポールで11~12日に行われる国際学術会議「北東アジア協力対話(NEACD)」に合わせて会合を開き、北朝鮮の核問題への対応策を議論すると明らかにした。 「大陸間弾道ミサイル(ICBM)」と主張する「火星14」を発射した北朝鮮への対応を巡り、韓国首席代表の金ホン均(キム・ホンギュン)外交部朝鮮半島平和交渉本部長と米首席代表のジョセフ・ユン国務省北朝鮮担当特別代表、日本首席代表の金杉憲治・外務省アジア大洋州局長が韓米日の協力策を重点的に議論する見通しだ。 韓米日の6カ国協議首席代表の会合は4月に東京で開かれて以来、約70日ぶり。金氏は火星14の発射実験を受け、4日に金杉氏、5日にユン氏とそれぞれ電話会談し、対応について協議している。 NEACDは米カリフォルニア大サンディエゴ校世界紛争・協力センター(IGCC)が北朝鮮を含む6カ国協議当事国の外交当局者や専門家を招き、北東アジア地域の安全保障問題について意見を交わす半官半民(1.5トラック)の外交・安保フォーラムだ。6カ国協議の各国首席または次席代表(局長級)が主に参加することから、6カ国協議の空白期に参加国の相互リサーチと戦略協議の場として活用されてきた。
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