文大統領の支持率、83%に＝海外歴訪で小幅アップ

韓国の文在寅（ムン・ジェイン）大統領の支持率が、小幅上昇し83%を記録した。

　7日、世論調査専門機関の韓国ギャラップが全国の成人1004人を対象に「文大統領が、大統領としての職務をよく遂行しているか」を質問した結果、回答者の83%が肯定的に評価した。これは、前週（80%）より3%ポイント上昇した数値だ。

　一方、「よく（遂行）できていない」と回答した人（9%）は前週より4%ポイント下落。「どちらでもない」、「わからない/無回答」は9%と集計された。

　今週、大統領の職務における肯定・否定の評価理由には、両方に「外交」が上位圏に入った。これは文大統領が先週、米国を訪問し米韓首脳会談をおこない、今週はドイツを訪問し中国など主要国と首脳会談を相次いでおこなっているためとみられる。

　文大統領の米国訪問と関連し、「国益の助けになった」との意見は71%で、「助けになっていない」との意見（10%）を大幅に上回る結果となった。