文大統領=(聯合ニュース)
文大統領=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】調査会社の韓国ギャラップが30日発表した世論調査結果によると、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は80%で、前週に比べ1ポイント上昇した。支持率は2週前の83%から前週は79%に下落したが再び80%台に持ち直した。不支持率は13%で前週より1ポイント下落した。 調査は27~29日に全国の成人1005人を対象に実施された。 文大統領の職務遂行を肯定的に評価した回答者はその理由として「うまく意思疎通をしている、国民の共感を得ようと努力している」(21%)、「公約実践」(10%)、「雇用創出、非正規雇用の正規雇用化」(6%)などを挙げた。 政党の支持率は、与党「共に民主党」が前週から2ポイント下落したものの48%でトップを維持している。野党は、李恵薫(イ・ヘフン)国会議員を新代表に選出した保守系の「正しい政党」が2ポイント上昇の9%、保守系最大の「自由韓国党」が7%、少数党「正義党」が7%だった。 中道系「国民の党」は前週の7%から2ポイント下落して過去最低の5%となり、与野党5党のうち最下位となった。大統領選直前の5月第1週は15%を記録したが、選挙後は下がり続けている。 ギャラップは、国民の党が大統領選で文大統領の息子、ジュンヨン氏の就職をめぐる特別待遇疑惑を取り上げた際に公表した資料が捏造(ねつぞう)されていた問題で危機を迎えているとの見方を示した。
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