このエリアにはソウル貿易展示コンベンションセンター(SETEC)もある。展示会の様子(資料写真)=(聯合ニュース)
このエリアにはソウル貿易展示コンベンションセンター(SETEC)もある。展示会の様子(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】ソウル市は16日、市南東部の江南区大峙洞に大規模な展示・コンベンション施設を2023年から24年ごろまでに建設する事業を検討していることを明らかにした。計画通り進めば、ソウルの南東エリアは既存と建築予定を合わせ20万平方メートル近い、世界に通用する規模のMICE(国際会議、報奨旅行、展示会などの総称)施設を備えることになる。 市は今年2月に韓国の財閥SKグループから開発提案を受け、検討作業を進めている。SKグループが保有する土地と、近くにあるソウル貿易展示コンベンションセンター(SETEC)を絡め、5万平方メートルの展示施設と1万2000~1万5000平方メートルのコンベンション施設を建設する構想だ。 市の関係者は「ひとまず前向きに検討している。早ければ7~8月ごろ、決定する計画だ」と話した。 市の南東エリアには総合展示場のCOEX(3万7000平方メートル)があり、蚕室総合運動場一帯にも展示施設(10万平方メートル)が建設される予定だ。市関係者は「ソウルの既存施設は小規模で点在しており、MICE施設としては不十分な面があった。事業が推進されれば世界的な競争力を確保することができる」と期待を示した。
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