スピーチ大会の参加者たち=13日、ソウル(聯合ニュース)
スピーチ大会の参加者たち=13日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国・慶熙大ソウルキャンパスで13日、「第20回世界外国人韓国語スピーチ大会」が開催された。 大会は慶熙大国際教育院と聯合ニュースが共同主催。予選を勝ち上がってきた14カ国・地域の16人が参加した。予選には45カ国・地域から1416人が参加し、過去最多を更新した。 スピーチは参加者が与えられたテーマに沿って自ら原稿を作成し、発表する。今年のテーマは「生まれ変わる大韓民国」「私だけが知らなかった韓国のタブー文化」だった。 慶熙大国際教育院の趙顕龍(チョ・ヒョンリョン)院長はあいさつで「外国人の多様な話を聞き、韓国人と外国人が互いに深く理解し共感することを期待し、これにより前向きな未来を描く大切な機会になることを願う」と話した。 聯合ニュースの朴魯晃(パク・ノファン)社長は代読されたあいさつで、「多様な文化的背景と経験を持つ皆さんと共に話を交わすことは、韓国人にとって自らを振り返る良い契機になるだけでなく、互いに理解を高めて包容することにより、多文化社会になった大韓民国が統合に進むのにも大きく寄与するだろう」と述べた。  同大会はハングルを制定した朝鮮王朝第4代王、世宗大王の生誕600周年(1997年)を記念して翌年の1998年に始まった。第1回は11カ国・地域から56人が参加する小さい大会だったが、規模は年々大きくなり、2009年には参加者が1000人を突破。現在までの累積参加者数は約1万4000人を数える。
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