板門店にある南北直通電話(資料写真)=(聯合ニュース)
板門店にある南北直通電話(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の当局者は13日、北朝鮮との経済協力事業、開城工業団地の操業停止後に断たれた南北間の連絡手段の復活に向けさまざまな案を構想中だと明らかにした。 同当局者は「長期間にわたる(連絡手段の)遮断は南北間の状況管理に好ましくないため早期に復活させるべきだ」と述べた。まだ北朝鮮に対し提案は行っていないという。 韓国政府は昨年2月、北朝鮮による核実験や弾道ミサイル発射を受け開城工業団地の全面的な操業中断を発表した。これに反発した北朝鮮は南北軍事境界線上の板門店にある南北直通電話や黄海の軍通信線など南北間の全ての連絡手段を遮断した。通信線は物理的に断絶されてはいないが、韓国側が連絡を試みても北朝鮮側が応じない状態が続いている。
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