北の無人機、星州まで270キロを南下…THAAD配備地域を撮影か
北の無人機、星州まで270キロを南下…THAAD配備地域を撮影か
去る9日、韓国・江原道(カンウォンド)麟蹄(インジェ)で発見された北朝鮮の無人機が、軍事境界線から270キロ離れた慶北(キョンブク)星州(ソンジュ)地域まで南下し、THAAD(終末高高度防衛ミサイル)配備地域を撮影したことが確認された。

 この事実は、住民からの通報によって回収された北朝鮮の無人機を韓国軍が関係機関と共に分析した初期結果によって判明した。

 13日、軍当局は北朝鮮の無人機に装着された日本・ソニー社のDSLRカメラメモリー(64GB)を分析した結果、無人機が慶北・星州北側数キロ地点から撮影を開始し、THAAD配備地域の南側数キロ地点で回航。再び北側へ北上しながら、THAAD配備地域を10数枚にわたり撮影していたと確認された。

 撮影された写真を分析した結果、「THAAD発射台2基が星州ゴルフ場に搬入された去る4月26日以降に撮影されていた」と軍関係者は伝えている。なお、撮影された写真の解像度は「高くない」と把握された。

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