港に到着したセウォル号=31日、木浦(聯合ニュース)
港に到着したセウォル号=31日、木浦(聯合ニュース)
【木浦聯合ニュース】2014年4月に韓国南西部の珍島沖で沈没し、このほど海底から引き揚げられた旅客船セウォル号が31日午後、運搬船に載せられ全羅南道の木浦新港に到着したが、陸揚げまでには1週間ほどかかる見通しだ。 運搬船は左舷を接岸したが、陸揚げするには船にセウォル号を固定した溶接部分を外す作業や排水作業などを経て船尾を接岸させる必要がある。4月1日ごろからはセウォル号を陸上に運ぶためのタイヤ付き運搬装備462台(予備6台含む)を船体の下に差し込む作業が始まる。同6日ごろ完了する見通しだ。 運搬船からセウォル号を埠頭(ふとう)に移す作業は、干満の差が最小となる小潮期(4月4~8日)に行われる予定だという。 陸揚げ後は防疫などの作業を経て船内の捜索や事故原因の調査が行われる。この沈没事故では修学旅行中の高校生ら295人が死亡し、9人が行方不明のままだ。
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