国会本会議=(聯合ニュース)
国会本会議=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国国会は30日の本会議で、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備に反対する中国の韓国に対する報復行為を中断するよう求める決議を可決した。 国会は決議案で、中国当局が現地の韓国企業を対象に営業停止処分を下したほか、国家観光局が韓国旅行商品の販売禁止の指針を出すなど報復措置を行っていることに対し憂慮と遺憾の意を表明した。 国会は中国政府にTHAAD配備と関連した報復措置を即刻中断することを求める一方、中国内の韓国企業社員や中国に滞在する韓国人観光客、留学生などに対する被害が懸念されるとして保護措置を取るよう要求した。 また中国政府に対して、国際社会と共に北朝鮮の核・ミサイル開発の中断と非核化実現のため前向きに努力するよう促した。 韓国政府には、問題解決のため中国との対話に乗り出すなど積極的に取り組むよう求めた。
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