中国の「韓国旅行禁止令」で、大韓航空・アシアナ航空路線を減便へ
中国の「韓国旅行禁止令」で、大韓航空・アシアナ航空路線を減便へ
大韓航空とアシアナ航空が、韓国旅行禁止令を下した中国当局のTHAAD(終末高高度防衛ミサイル)報復の余波を受けている。

 中国側の韓国を訪問する旅行需要減少で、各航空会社も路線減便に踏み切るとみられ、航空会社の売上減少は避けられない状況だ。

 14日、大韓航空によると予約不振の中国行き8路線の運航が16日より減便される。期間は来月23日までで、運航回数は計79便減少する。

 大韓航空とアシアナ航空は、中国政府の輸送権許可が必要な金浦(キンポ)・仁川(インチョン)~北京、および上海区間を運航する唯一の航空会社だ。LCC(格安航空会社)と異なり、売上げにおいて中国路線が占める割合が大きい旅客の減少が続けば、負担になることは避けられない。

 業界関係者は「中国人の訪問が多い済州島の場合、観光客が70%以上減少すると予想されている」とし、「中国当局の旅行禁止令が長期化すると、航空業界はもちろん、旅行会社も相当な打撃を受けるだろう」と懸念した。

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