特別検察官チーム、“崔順実被告の娘”の名門女子大合格は前大学総長の指示
特別検察官チーム、“崔順実被告の娘”の名門女子大合格は前大学総長の指示
パク・ヨンス特別検察官チームが韓国・国政不正介入の主犯格・崔順実(チェ・スンシル)被告の娘、チョン・ユラ(20)が梨花女子大学入試過程で恩恵を受けた件に関連し、チェ・ギョンヒ前梨花女子大学総長(55)が核心的な役割をしていたと把握した。

 イ・ギュチョル特検スポークスマンは30日の会見で「キム・ギョンスク前梨大新産業融合大学長らと共謀し面接官にチョン・ユラ氏を選ぶようチェ前総長の指示を伝達、チョン氏を合格させた容疑で29日、ナムグン・ゴン前入学処長を拘束起訴した」と明らかにした。

 ナムグン前入学処長はこうした業務妨害疑惑の他にも国会で偽証した疑惑もある。イスポークスマンは「ナムグン前処長が国会国調特別委でも関連事案に対して偽証した」と説明した。なお、ナムグン前処長をはじめキム前大学長、イ・インソン梨大衣類産業学科教授、リュ・チョルギュン教授が先月25日、拘束された。

 特検は彼らと同じく拘束令状を請求したチェ前総長が核心的な役割をしたと見ている。当時チェ前総長に対する令状は裁判所で棄却されたが、この日「チョン氏を選ぶよう、入学処長に指示した」と明らかにした。

 一方、特検はキム前学長の夫であるキム・チョンジェ建国(コングク)大学畜産食品工学科教授をこの日午後1時45分頃、大峙洞(テチドン)特検事務室に召喚し調査中だ。

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