【ソウル聯合ニュース】世界銀行がこのほど発表した報告書「ビジネス環境の現状2017」で、韓国が法的紛争解決部門の1位を記録した。大法院(最高裁)が30日伝えた。 民事事件の解決能力を評価する同部門は190カ国・地域を対象に、主要法律事務所の弁護士らから紛争解決にかかる期間、費用、司法手続きの質に関する意見を集め評価が行われる。 韓国は「司法手続きの質」(18点満点)で14.5点を記録した。判決文の公開や電子手続きが可能かを評価する「裁判所の自動化」、仲裁・自主的解決が可能かを評価する「代替的紛争解決」ではそれぞれ満点の4点と3点だった。 訴訟期間と訴訟費用の分野でも好評価を得た。訴訟期間は、訴状提出から判決の執行まで290日と、韓国が最も短かった。中国は452.8日、米国は420日で400日を超え、日本は360日だった。 訴訟物の価格に対する訴訟費用の割合も12.7%で最も低かった。米国は30.5%、日本は23.4%、中国は16.2%だった。
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