北・外務次官を粛清か＝高位官僚など相次ぐ脱北で

英国駐在の北朝鮮大使館に勤務していた太永浩（テ・ヨンホ）公使の亡命を受け、欧州で中心的役割を担っていたクン・ソグゥン外務省副相（次官級）が先ごろ、粛清されたことがわかった。

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　13日、韓国政府消息筋によると、先ごろクン副相は金正恩（キム・ジョンウン）労働党委員長の指示で粛清。家族と共に、協同農場に追放されたという。

　クン副相の粛清は、太永浩公使の亡命はもちろん、同時期にロシア・ウラジオストックで北朝鮮幹部が巨額の資金を持って行方をくらますなど、ヨーロッパ地域での公館管理が粗末になったためだと伝えられた。

　一方、北朝鮮当局は先月末、北朝鮮保健省1局出身の北京代表部が脱北した事案についても調査を進めている、と報じられた。