【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の鄭俊熙(チョン・ジュンヒ)報道官は29日の定例記者会見で、韓米両軍が22日から行っている定例合同指揮所演習「乙支フリーダムガーディアン」(UFG)の期間中に北朝鮮が新たな挑発を行う可能性について、「単に脅迫するだけでなく、様々な挑発をさらにしてくる可能性が十分にある。それに対して注視し備えている」と述べた。 鄭報道官は北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が3月に核弾頭の爆発実験と、核弾頭装着が可能な各種の弾道ミサイルのテストを断行すると表明したことにも触れ、「段階的に威嚇しながら、こちらの行動を抑えようとする面が間違いなくあるだろう」と話した。 北朝鮮は今月24日に潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を発射。今後、5回目の核実験を強行する可能性が取り沙汰されている。
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