検察出頭を目前に自殺… ロッテナンバー2=李仁源副会長とは?
検察出頭を目前に自殺… ロッテナンバー2=李仁源副会長とは?
ロッテグループのナンバー2とされるイ・インウォン(李仁源、69)政策本部長(副会長)が、検察の被疑者調査を前に自ら命を絶った。

 イ副会長とは、どのような人物なのか。

 イ副会長はファン・カクギュ政策本部運営室長(61、ロッテショッピング社長)、ソ・ジンセ政策本部対外協力団長と並び、重光昭夫(韓国名:辛東彬/シン・ドンビン、61、重光武雄氏の次男)ロッテグループ会長に最もちかい側近とされる。

 韓国外語大学・日本語学科を卒業したイ副会長は、1973年ロッテホテルに入社。入社してすぐ、管理担当理事待遇に昇進し、その後はロッテホテルに14年間、勤務した。1987年ロッテショッピングに異動し、管理と商品販売営業など幅広い業務を担当。以降、1997年に50歳という年齢でロッテショッピング代表役員を任された。

 2007年には、ロッテグループの核心でありトップ補佐である政策本部の副本部長となり、昭夫会長の左腕に。その後2011年、ロッテグループのオーナー一族ではない人物として初めて副会長に就任し、ロッテグループのナンバー2であることを証明した。

 2015年に勃発したロッテグループ兄弟紛争では昭夫会長側につきながら、昭夫会長の”側近”であることを明確に示していた。

 これを前にイ副会長は26日午前7時10分ごろ、京畿道(キョンギド)・楊平郡(ヤンピョングン)・西宗面(ソジョンミョン)・北漢江(プッカンガン)沿いの散歩道で首をくくり死亡しているのが発見された。

 ソウル・龍山区(ヨンサング)居住のイ副会長は26日午前9時半に検察への出頭を控えていた。

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