7月25日、ラオス・ビエンチャンで会談を行う尹長官(左)と岸田外相=(聯合ニュース)
7月25日、ラオス・ビエンチャンで会談を行う尹長官(左)と岸田外相=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官と日本の岸田文雄外相は12日午後、電話会談を行い、昨年末の慰安婦問題をめぐる合意を着実に履行することを確認した。韓国外交部が明らかにした。 日本政府が合意に基づき、拠出することにした10億円の使途や拠出時期などをめぐり、両国の外交当局が9日、ソウルで行った局長級協議で合意した内容を確認したとみられる。協議後、韓国外交部の当局者は記者団に対し、「相当な進展があった」と伝えていた。 両国は協議で10億円の使途や拠出時期に向けた手続きなどについて実務レベルで事実上合意したとされる。 両氏が電話会談を行ったのは、協議の結果に対する両国政府の承認を受けた措置とみられる。 慰安婦合意に基づき、先月に慰安婦被害者を支援する「和解・癒やし財団」が発足した。日本政府が財団に10億円を拠出し、被害者の名誉や尊厳回復、心の傷の癒やしのための事業を行うことにしている。
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