北朝鮮の元卓球選手で朝鮮障害者体育協会書記長のリ・ブンヒ(48)が、外国製化粧品の貿易で協会運営費や生活費などを工面していたことがわかった。(提供:news1)
北朝鮮の元卓球選手で朝鮮障害者体育協会書記長のリ・ブンヒ(48)が、外国製化粧品の貿易で協会運営費や生活費などを工面していたことがわかった。(提供:news1)
北朝鮮の元卓球選手で朝鮮障害者体育協会書記長のリ・ブンヒ(48)が、外国製化粧品の貿易で協会運営費や生活費などを工面していたことがわかった。

 11日、北朝鮮専門メディアのデイリーNKは、平安北道(ピョンアンプクト)の消息筋からの話として「卓球選手として有名なリ・ブンヒが外国製化粧品の貿易で外貨稼ぎをしている」と伝えた。

 また「リ・ブンヒは昨年、協会の書記長に任命されたが、中国・瀋陽に常駐する時間より平壌を行ったり来たりしながら貿易する時間の方が長い」とし、「化粧品や機械設備を平壌の会社に渡し、国際体育交流や生活をするのに必要な資金を工面している」と説明。

 続けて「“人民体育人”になったり、“共和国の英雄”の称号を得たりすると、他のスポーツ選手よりも国内外の貿易販路で有利な権限を得られる」とし、「マラソンの世界大会で優勝し、『(金正日)将軍様を思いながら走った』という一言で“共和国の英雄”と称されたチョン・ソンオク選手も陸上競技協会書記長として長く外貨稼ぎをしている」と主張した。

 さらに「金さえあればうまくいく世の中だ」とし、「リ・ブンヒだけでなく、映画俳優たちも裏で貿易に携わっている」と伝えた。

 リ・ブンヒは北朝鮮の元卓球選手で、1991年に千葉市・日本コンベンションセンター(現在の幕張メッセ)で開催された世界卓球選手権大会で、南北統一チームで韓国のヒョン・ジョンファ選手と共に女子団体で優勝した。

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