＜加湿器殺菌剤事件＞“オキシー報告書操作問題”ソウル大教授の保釈申請、棄却＝韓国

オキシー・レキット・ベンキーザー（オキシー）から金を受け取り有利な報告書を作成した容疑で裁判に移されたソウル大学獣医科大教授が出した保釈申請を裁判所が受け入れなかった。

　ソウル中央地裁はチョ某教授（56）側の保釈申請を前日棄却したと10日明らかにした。チョ教授はことし5月7日、検察に拘束された後、この日まで95日間ソウル拘置所で収監生活を送っている。

　チョ教授側はことし6月9日、被告人の防御権保障などを理由に裁判所に保釈を申請、裁判所は1回審問期日を開いた。

　しかし裁判所は「チョ教授が証拠隠滅や逃亡の恐れがあるとする十分な理由がある」と、（保釈）棄却決定をした。

　　一方、チョ教授への次の裁判は30日午後2時に開かれる。