【ソウル聯合ニュース】韓国の文化体育観光部は8日、文化創造融合ベルトの成果創出戦略を発表した。 韓国政府が文化隆盛の中核事業に据える「文化創造融合ベルト」は、文化コンテンツ分野の代表企業や機関が参加し2017年までに「企画、制作、具現、再投資の好循環システム」を構築することで新市場の創出につなげ、文化コンテンツ産業のビックバン実現を目指す。 文化体育観光部は、メンバーシップ企業(文化創造融合ベルトを通じ支援を受ける企業)への投資金250億ウォン(約23億円)を年内に誘致する方針を示した。 投資誘致目標の達成に向け、マッチングイベントを増やし、メンバーシップ企業のコンサルティングとメンタリングを強化する。 特に、先月から映画・ゲーム分野に導入した価値評価を、年末までに放送・アニメーション分野、来年は音楽・公演分野へと拡大する計画だ。 価値評価は、優秀なコンテンツを有する中小企業が担保がないため金融機関を利用しずらいという問題の解消に向け、コンテンツプロジェクトの事業化を通じ発生または発生する可能性がある経済的価値を価額、等級または点数で算出する。先月はコンテンツ価値評価センターがオープンし、モバイルゲーム「エクソラン(EXORUN)が価値評価を通じ5億ウォンの投資を受けた。 政府が大企業と連携して地方での起業や企業育成をサポートするために設けた創造経済革新センターの推薦企業など優秀企業を新たに評価し、メンバーシップ企業の数を年内に250社、来年は400社に拡大する計画だ。 このほか、年末にソウル市東大門区にオープンする文化創造アカデミーを、慶熙大、科学技術大など近隣の大学と連携し人材育成プログラムを進める。 文化創造融合ベルトのモデルを地方にも広めるため、地域内の遊休施設をベンチャー団地として造成し、創造経済革新センターとの連携を通じ融合・複合コンテンツの制作も支援する。 また、メンバーシップ企業を分野(コンテンツ分野とプラットホーム・技術分野)と段階(企画・進入段階と成長・成熟段階)に区別し、各分野と段階にふさわしい支援プログラムを運営する。
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