【リオデジャネイロ聯合ニュース】曲折を経てリオデジャネイロ五輪への出場が決まった北京五輪競泳男子400メートル自由形金メダリストの朴泰桓(パク・テファン)は、リオの400メートル自由形予選でロンドン五輪金メダリストの孫楊(中国)と同じ組に入った。これまで大舞台で何度もしのぎを削ってきたライバルと予選から競うことになったが、朴泰桓は「いずれにせよ決勝で一緒になる」とまったく意に介していない。 2008年の北京五輪の400メートル自由形では朴泰桓が頂点に立ったが、ロンドン五輪では孫楊が金で、朴泰桓は銀メダルに終わった。今シーズンの世界ランキングでは孫楊が2位、朴泰桓は6位。ドーピング違反で国際水泳連盟(FINA)から1年6カ月の資格停止処分を受けた朴泰桓は、今年3月に処分が終わるまで思うように実戦や練習を積めなかった。「 処分終了から3年間は韓国代表になれない」という大韓体育会(韓国オリンピック委員会)の規定により、朴泰桓のリオ行きは一度閉ざされたが、スポーツ仲裁裁判所(CAS)への提訴などを経て大会直前に出場が決まった。「久しぶりに大きな舞台で泳ぐので緊張するが、予選からしっかりやる。いいレースをしたい」と話した。 朴泰桓が出場する400メートル自由形予選は日本時間の7日未明に、決勝は同午前10時半に行われる。
Copyright 2016(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0