サムスン電子の高社長=(聯合ニュース)
サムスン電子の高社長=(聯合ニュース)
【ニューヨーク聯合ニュース】サムスン電子の高東真(コ・ドンジン)無線事業部長(社長)はこのほど米ニューヨークで開かれた記者懇談会で、折りたたみ式スマートフォン(スマホ)の商用化に強い意欲を示した。 高社長は折りたたみ式スマホについて、「ディスプレー、バッテリーなどの産業への波及効果が大きい分野なのでサムスンとしては必ずやりたい分野だ」と話した。 ただ、さまざまなテストを行っている段階で、(販売の)時期がいつになるかは断言できないとした。 サムスンの折りたたみ式スマホの特許申請や製品化の状況を見守っている市場では、折りたたみ式スマホが早ければ来年初めにも発売されるのではないかという観測が出ている。 高社長は、現在の技術水準では消費者から批判されるとした上で、「消費者に意味のある革新と使いやすさを提供するためにはさらに時間がかかる」と説明した。 曲面のエッジディスプレーに関しては「便利さと差別化されたユーザーエクスペリエンス(UX)を提供するエッジをギャラクシースマートフォンのアイデンティティーにしたいと考えている」としながら、「主力製品モデルでは可能な限りエッジの比重を増やす」と話した。 一方、このほどニューヨークで初披露した大画面スマホの新製品「ギャラクシーノート7」の販売目標については、「ギャラクシーS7の革新を備えているほか、改善されたSペンとソフトウエアで前作のギャラクシーノート5より販売は伸びる」と見通した。
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