【ソウル聯合ニュース】国際団体連合(UIA)が発表した2015年の国際会議に関する統計によると、昨年韓国・ソウル市では494回の国際会議が開催され、世界で3番目に多かったことが分かった。ソウル市が28日伝えた。 前年より順位は2段階上がり、過去最高を記録した。ソウル市が設定していた「2018年までに世界3位のMICE(国際会議、報奨旅行、展示会などの総称)都市になる」という目標も前倒しで実現したことになる。 1位は736回開催されたシンガポール、2位はベルギー・ブリュッセル(665回)だった。ソウルに続き4位はフランス・パリ(362回)、5位はオーストリア・ウィーン(308回)だった。  韓国の都市では釜山が11位(150回)、済州が19位(112回)だった。国ごとの順位で韓国は2位(891回)だった。 昨年は中東呼吸器症候群(MERS)の感染拡大があり、その影響を懸念したソウル市は「MERS以後のMICE活性化対策」を用意。昨年7月から海外マーケティングなどの支援を強化した。その結果、昨年下半期の開催回数は295回となり、前年同期の113回から2倍以上に増加した。 ソウル市観光体育局の金意承(キム・ウィスン)局長は「雇用創出の効果が大きいMICEの誘致を拡大し、ソウル市を世界最高のMICE都市にするよう努力する」と話した。
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