28日、米国の声(VOA)によると世界食糧計画(WFP)は27日に発表した「北朝鮮支援事業報告書」を通じて、両江道地域の託児所の子供32%が栄養失調のために発育不良状態だと明らかにした。
WFPは昨年、慈江道(チャガンド)を除いた北朝鮮8道85市・郡の6か月以上5歳未満の子供を対象に「栄養失調調査」を実施した。
この結果、地域別の子供たちの栄養失調比率の格差が大きいだけでなく、子供の低体重比率の格差も著しく表れた。低体重比率の場合、両江道地域が12.2%と全国で最も高く、平安南道(ピョンアンナムド)は7.5%と最も低かった。北朝鮮の子供の低体重比率は平均10.2%と集計された。
WFPは「今回の調査を通じて生後3歳まで栄養失調の比率が急激に増加したことが明らかとなった」とし「6か月から2歳未満の子供たちが家庭できちんとした食事をできていないことがわかった」と伝えた。
WFPは来月から北朝鮮住民170万人を対象に2年6か月間、栄養支援事業を開始する。WFPは今回の事業のために1億2600万ドル(約130億円)が必要だと明かした。
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