国連安全保障理事会の模様(資料写真)=(聯合ニュース)
国連安全保障理事会の模様(資料写真)=(聯合ニュース)
【ニューヨーク聯合ニュース】国連安全保障理事会は22日(日本時間23日午前)、米ニューヨークの国連本部で緊急会合を開き、北朝鮮の弾道ミサイル発射に強い懸念を表明した。 安保理は北朝鮮の弾道ミサイル発射に関する報道機関向け声明の採択を議論したが、採択には至らなかった。 安保理議長国を務めるフランスのデラットル国連大使は会合後、「安保理理事国は北朝鮮のミサイル発射に対し、強い懸念と反対を表明した」と説明。「(ミサイル発射を非難する)報道機関向け声明を採択するため、理事国が議論している」と明らかにした。 声明採択の時期については、「今日は難しい」として、「数日以内に(採択できるよう)努力する」と述べた。 北朝鮮は22日午前、中距離弾道ミサイル「ムスダン」とみられるミサイル2発を発射した。1発目は空中爆発したものの、2発目は事実上、発射実験に成功したとみられる。
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