【光州聯合ニュース】アジア欧州会議(ASEM)文化相会合が22日、韓国南西部・光州で開幕し、公式日程が始まった。 会合にはアジアと欧州の44カ国・地域から約160人が出席した。同日は会場となる国立アジア文化の殿堂を見学したほか、今回の会合の議題を確定し、本会議でのワークショップの準備状況を点検した。最終日の24日に韓国の金鍾徳(キム・ジョンドク)文化体育観光部長官が発表する予定の議長声明の内容についても検討が行われた。 続いて行われたASEM常設機関のアジア欧州財団(ASEF)主催の討論会では、民間の専門家らが「文化と創造経済」をテーマにアジアと欧州の交流と協力について成功事例を共有し、創造産業に関する協力策について議論した。 その後、アジア文化の殿堂芸術劇場で開かれた韓国国立舞踊団による公演「墨香」を観覧し、韓国の伝統美にも触れた。 金長官は「今回の文化相会会合がASEM参加国間の文化協力を強化し、文化と創造経済のビジョンと経験を共有する機会になることを期待する」と話した。 各国代表団は「文化と創造経済」をテーマに、本会議とセッションで「先端技術と創造産業の未来」「伝統文化遺産と創造経済」「創造産業と国家間協力」などについて発表や討論を行う。開幕式は23日午前に開かれる。 今年はASEM創設20周年となる。ASEMの文化相会合はこれまでに6回開催されたが韓国で開催されるのは今回が初めて。
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