韓国大統領府、北朝鮮ミサイル発射受け「NSC常任委」開催へ

韓国・青瓦台（大統領府）は22日、キム・グァンジン国家安全保障室長が主催する国家安全保障理事会（NSC）常任委員会を開き、北朝鮮のミサイル発射対策を協議する。韓国メディアが速報で伝えた。

　チョン・ヨングク大統領府報道官はこの日午前、書面ブリーフィングを通して「北朝鮮の相次ぐ弾道ミサイル発射挑発と関連し、対策協議のため本日（22日）午前、国家安保室長主催のNSC常任委員会を開催する」と明らかにした。

　チョン報道官は「北朝鮮はきょう午前、再び2度のミサイル発射を強行。これは、6度目となるムスダン発射」と説明した。

　韓国合同参謀本部によると、北朝鮮は同日午前5時58分と8時5分ごろ、江原道（カンウォンド）元山（ウォンサン）一帯からムスダンと推定されるミサイル2発を相次いで発射した。