国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は20日(現地時間)、昨年、世界に定着した脱北難民の数が約1100人に達すると明らかにした。
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は20日(現地時間)、昨年、世界に定着した脱北難民の数が約1100人に達すると明らかにした。
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は20日(現地時間)、昨年、世界に定着した脱北難民の数が約1100人に達すると明らかにした。自由アジア放送(RFA)が報道した。

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 RFAによると、UNHCRがこの日、世界難民の日に合わせて発表した「世界難民現況報告書(Global Trends 2015)」から、脱北難民の数が1103人であることが明らかとなった。

 このうちUNHCRの支援を受けた数は74人で、現在、亡命を申請し待機中の脱北者は230人と集計された。

 UNHCR関係者はRFAに「ここ最近の国家別数値は2015年中盤に集計した統計で、脱北難民は世界13ヶ国に定着した」と伝えた。統計によると英国に最も多い622人が定着し、2位はフランスで146人、3位はカナダで126人となった。続けてドイツ(104人)、ベルギー(66人)、オランダ(59人)、ロシア(56人)、オーストラリア(30人)、アメリカ(22人)の順だった。

 しかし、UNHCRの統計は韓国に定着した脱北者や外国で永住権・市民権を受けた脱北者は除外されており、実際の難民数には差が生じるとRFAは伝えた。


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