黄教安首相=(聯合ニュース)
黄教安首相=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】過激派組織「イスラム国」(IS)が韓国内の米空軍施設と韓国国民をテロ対象に挙げたとされることについて、韓国の黄教安(ファン・ギョアン)首相は20日の幹部会議で、「実際の脅威につながらないよう、徹底した備えが必要だ」と強調した。 黄首相は、ISからテロ対象施設とされた韓国西部の群山とソウル郊外の烏山にある米空軍基地の警戒を強化するとともに、韓国に駐留する在韓米軍の施設や外国の公館などの施設もテロへの備えを点検する必要があると述べた。 テロ対象に挙げられた韓国国民の保護も強化する。テロの脅威を断つために、国務総理室の対テロセンターを中心に関係機関が万全を期さなければならないとした。
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