韓国福祉団体の職員は住所まで公開された。写真はイメージ=(聯合ニュース)
韓国福祉団体の職員は住所まで公開された。写真はイメージ=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国情報機関、国家情報院(国情院)は19日、過激派組織「イスラム国」(IS)が韓国内の米空軍施設と韓国国民をテロ対象に挙げ、施設の位置や個人情報などをメッセージ送受信アプリで公開し、テロをあおったことが確認されたと発表した。 国情院の報道資料によると、ISは独自のハッカー組織を通じ入手した世界各地の米空軍基地や21カ国の民間人の個人情報をメッセージアプリ「テレグラム」を通じ流布しテロをあおった。 韓国の場合、ソウル近郊の烏山などの米空軍基地のグーグル衛星地図と詳細座標、ホームページのほか、韓国福祉団体の職員1人の名前や電子メール、住所などが公開された。 国情院は「万が一のテロの可能性に備え、在韓米軍と軍、警察などに関連内容を伝えており、個人情報が公開された職員は警察が身辺保護措置を取る予定」と説明した。
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