演説する韓長官(資料写真)=(聯合ニュース)
演説する韓長官(資料写真)=(聯合ニュース)
【パリ聯合ニュース】韓国国防部の韓民求(ハン・ミング)長官は16日、フランス・パリで将校教育機関の学生らを前に演説し、北朝鮮による1月の4回目核実験について「これまでのアプローチ方法では北の核問題を解決できないということを教えた警告状だった」と述べた。国際社会は国連安全保障理事会の北朝鮮制裁を忠実に履行するとともに、北朝鮮の非核化に向けた「厳しい追加措置」も取るべきだと指摘した。 韓長官はその上で「北が核開発を放棄しなければ国際社会で生き残れないということを悟り、核放棄という戦略的な決断を下すよう、フランスや欧州連合(EU)と持続的に協力していく」と強調した。 一方、韓国とフランスは単なる知識や経験の共有を超え、戦略的な国防協力を目指すべき段階にきているとし、将校間の軍事教育交流活性化、国連平和維持活動(PKO)やサイバー安全保障分野での協力強化、北朝鮮核問題と核不拡散への共同対応努力強化などを両国で推進すると説明した。 これに先立ち、韓長官はフランスのルドリアン国防相と会談し、安保理の北朝鮮制裁とは別の追加制裁を共同で検討することで合意した。
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