ロッテグループの裏金疑惑に対する検察の捜査が、韓国国内だけでなく日本所在の系列会社にも拡大している。
ロッテグループの裏金疑惑に対する検察の捜査が、韓国国内だけでなく日本所在の系列会社にも拡大している。
ロッテグループの裏金疑惑に対する検察の捜査が、韓国国内だけでなく日本所在の系列会社にも拡大している。

 ソウル中央地検特殊4部と先端犯罪捜査1部は16日、ロッテケミカル側に日本ロッテ物産との取引・資金関係が確認できる資料を要請したと明らかにした。

 ロッテケミカルは化学原料を輸入し、原料輸入とは関係のない日本ロッテ物産を中間に入れ、「通行税」名目の資金を日本に移した疑惑を受けている。

 検察はこうした資金が日本のロッテグループ系列会社で「秘密資金」として形成されたと見ている。また、こうして造成された秘密資金が重光武雄(韓国名:辛格浩/シン・ギョクホ、94)ロッテグループ創立者一家に渡った可能性も念頭に置いている。

 ロッテケミカル側は疑惑に対して直ちに「日本のロッテ物産がロッテケミカルから大利益を得たのではなく、ロッテケミカルがロッテ物産の信用を活用して利益を見たもの」としながら、「ロッテ物産はそういう役割に符合した輸入代行手数料を支給され、これは低い水準だった」と反論した。

 検察はそうした釈明を確認するためにロッテ物産に関連した資料を要請したという立場だ。ロッテケミカルが提出した資料が不十分な場合、日本司法当局に刑事司法共助を要請することを検討している。

 検察はまた、去る4日にロッテグループ本社政策本部などに対する押収捜索で確保された武雄氏、重光昭夫(韓国名:辛東彬/シン・ドンビン、61、重光武雄氏の次男)会長らの資産資料を分析する作業にも注力している。

 特に、武雄氏の金庫から発見された巨額の現金に関しても、現金の出処や使い道の調査を進めている。

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