会見する趙報道官=(聯合ニュース)
会見する趙報道官=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の趙俊赫(チョ・ジュンヒョク)報道官は14日の定例会見で、英国の欧州連合(EU)離脱問題について、「英国国民が決める問題」とした上で、「団結したEUが世界安保と繁栄により効果的に寄与できるだろう」との見解を示した。 英国は23日にEU残留・離脱を問う国民投票を行う。 趙報道官の発言は、英国がEUに残るか離脱するかは同国国民が決める問題だが、世界の安全保障と繁栄のためには残留が望ましいとのメッセージを間接的に示したものと受け止められる。 趙報道官はまた、「政府は英国がEUを離脱した際に起こる国際金融市場の不安がわが国の経済に及ぼす影響に備え、適切に対応していく予定」と説明した。
Copyright 2016(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0