北朝鮮は9日、パク・ヨンシク国防委員会人民武力部長名義で談話を発表した。(提供:news1)
北朝鮮は9日、パク・ヨンシク国防委員会人民武力部長名義で談話を発表した。(提供:news1)
最近シンガポールで行われた第15回アジア安保会議(シャングリラ会合)で、日米韓の国防長官が北朝鮮による核・ミサイルへの対応案を議論したことに関して、北朝鮮は「我々の自衛的な核抑制力はどのような場合にも侵略と戦争の口実に悪用することはできない」と主張する談話を発表した。

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 北朝鮮は9日、パク・ヨンシク国防委員会人民武力部長名義で発表した談話で「朝鮮半島と北東アジア地域、ひいては世界平和と安保を恒常的にふみにじり、破壊してきた張本人たちが犯している反人類的な罪悪は棚に上げ、国の自主権と民族の生存権を守護するための自衛的権利に盾突くこと自体が許せないもう一つの厳重な挑発行為だ」と明らかにした。

 また「今回の3カ国の集まりでは、我々の核とミサイルの脅威に触れ、新たな反共和国敵対行為を一層強化するという悪だくみが、はばかりなく公開された」と、アメリカのTHAAD(高高度ミサイル防御体系)の朝鮮半島配置問題などについて言及した。

 さらに「朝鮮半島の平和と安全保障に絶対的な責任ある当事者たちが、他人のせいにしながら自分たちの侵略機をも合理化することは言語道断だ」とし、「我々に刃向かう敵対勢力は、それが誰であれ破滅を免れることはできないだろう」と主張した。

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