【ソウル聯合ニュース】韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官は12日からロシアとブルガリアを訪問する。同部が9日、明らかにした。 尹長官のロシア訪問は就任後初めてとなる。また、韓国の外交部長官がブルガリアを訪問するのは、1990年の国交樹立後初めて。 尹長官は13日にロシア・モスクワでラブロフ外相と外相会談を行い、14日にはサンクトペテルブルクで開かれる「第2回韓国・ロシア対話政治経済カンファレンス」に出席する。 その後、ブルガリアの首都ソフィアに移動し、15日にミトフ外相と会談する。外相会談で両国は昨年ソウルで開催した両国首脳会談の追加措置を点検するほか、エネルギーインフラおよび科学技術分野での協力強化などについて協議する予定だ。 尹長官のブルガリア訪問は北朝鮮への圧力を強化する意味合いもある。 同部の趙俊赫(チョ・ジュンヒョク)報道官は9日の定例記者会見で「ブルガリア国内では北の存在が非常に大きいと承知している。(北朝鮮)大使館も大きい」としながら、ブルガリアと対北朝鮮政策で協調していく上で、尹長官の同国訪問は重要だとの認識を示した。 
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