多様な秀作料理で勝負する仁溪洞（インゲドン）の“イザカヤ（居酒屋）”「ジンファロ」＝韓国

物静かな雰囲気の中でおいしい食事と酒を楽しみたい人々が好んで訪ねる場所の一つが“イザカヤ（居酒屋）”だ。日本式飲み屋を称する居酒屋は、草創期高級酒屋のイメージから抜け出し、最近は多様なメニューと大衆的な価格を前面に出して酒愛好家の心をとらえている。

　こうしたトレンドにより、韓国・水原市（スウォンシ）・仁溪洞（インゲドン）にも、地域を代表するほどの居酒屋が入り、「美味しい店」とのうわさが立っている。

　焼き鳥専門店「ジンファロ」は居酒屋一世代と呼ばれる新林洞（シルリムドン）に本店がある。10年間、居酒屋を運営し、既にファン層を形成している。新林洞本店といとこ同士の仁溪洞店キム・ビョンソプ代表は店を開く前、従業員らと共に本店で2年間、修行した。

　そのおかげで、仁溪洞の居酒屋「ジンファロ」は一般的なフランチャイズのように工場で冷凍した状態で配送された食材を使うのではなく、すべての料理を当日の食材を使い、店内で直接調理して提供する。秀作料理専門店らしく、味と質においてはその他の仁溪洞の飲み屋との比較を拒む。

　会社の先輩・後輩はもちろん、恋人・家族の口を満足させるよう、つまみの種類も幅広く準備されており、代表メニューとしては焼き鳥、長崎ちゃんぽん、豚肉のお好み焼き、刺身などがある。価格もお手ごろだ。