仁川空港でキューバ訪問の結果を説明する尹長官=7日、仁川(聯合ニュース)
仁川空港でキューバ訪問の結果を説明する尹長官=7日、仁川(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官は7日、仁川空港で記者団に対し、キューバ訪問について「両国間の潜在力をより具現化させることができる多様な努力が必要ということを(今回の外相会談で)強調した。そのような方向に進んでいく」と説明した。キューバとの国交正常化への意欲を再度表明したものとみられる。 カリブ諸国連合(ACS)首脳会議に出席するため、キューバの首都ハバナを訪れた尹長官は5日(現地時間)、同国のロドリゲス外相と会談した。韓国の外交部長官が国交のないキューバを訪問したのは初めて。 尹長官はロドリゲス外相との会談について、「実のある会談だった」と評価。その上で、「第一歩ではあるが、今後多様な後続協議を行い、交流を増やし、両国関係発展のために多くの努力をしていく」と強調した。  12日に就任後初めてロシアを訪問することについては、「北の核問題を含む重要な地域情勢や世界課題について幅広くて多様な話をする考え」と話した。 また対北朝鮮制裁に関しては、「原則を今後も堅持し、国際社会との協力をさらに強化していく」と説明した。
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