【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が3日に発表した5月末の外貨準備高は3709億ドル(約40兆4170億円)となり、前月比で15億8000万ドル減少した。 ドル高の影響でユーロなどドル以外の外貨建て資産のドル換算額が目減りした。外貨準備高は昨年11月末から4カ月連続で減少し、今年3月末から増加に転じていた。 内訳を見ると、有価証券は3353億5000万ドルで、前月比59億1000万ドル減った。IMFリザーブポジションは18億2000万ドルで1000万ドル減少した。 一方、預金は263億7000万ドルで41億9000万ドル増加。国際通貨基金(IMF)特別引き出し権(SDR)も25億5000万ドルで1億5000万ドル増えた。金保有は2013年2月から変動がなく、47億9000万ドルとなっている。 韓国の外貨準備高は4月末時点で世界7番目の規模だ。1位は中国の3兆2197億ドルで、日本(1兆2625億ドル)、スイス(6608億ドル)、サウジアラビア(5807億ドル)、台湾(4332億ドル)、ロシア(3915億ドル)と続いた。
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