釜山モーターショーで公開されたG80(左)とG80スポーツ=2日、釜山(聯合ニュース)
釜山モーターショーで公開されたG80(左)とG80スポーツ=2日、釜山(聯合ニュース)
【釜山聯合ニュース】韓国の現代自動車は2日、「2016釜山モーターショー」で高級車ブランド「ジェネシス」の新型モデル「G80」と「G80スポーツ」を世界初公開し、同社の運営戦略を紹介した。 今年の釜山モーターショーは2日から12日まで釜山の展示コンベンションセンターBEXCOで開かれる。2日は報道関係者向けのイベントが開かれ、3日から一般公開される。 大型セダンのG80は高速道路における走行支援システムや、運転者の状態を検知して必要に応じて警報を鳴らすシステムなど、安全性を高める機能が強化された。  現代はG80の発売によりジェネシスの知名度が向上し、販売拡大につながると期待している。特に米国市場でBMWの「5シリーズ」、ベンツの「Eクラス」などと激しく争うことになると予想している。G80の前モデルにあたる「DH」は米国市場で今年4月までに1万12台が販売され、BMWの5シリーズ(1万4164台)、ベンツのEクラス(1万3001台)に迫る勢いを見せていた。 ジェネシスはG80の発売を機に「デザイン&デザインクオリティー」と「ライフスタイルブランド」を2大目標に設定するという方針を発表した。 専門担当組織の強化や外部人材の確保、高水準の顧客サービスなどを通じて世界の高級車市場におけるジェネシスの位置づけを強化する計画だ。一例として、ジェネシスはG80の発売とともに一般部品の保証期間をこれまでの3年・6万キロから5年・10万キロに増やすなど、保証サービスを拡大する。 ジェネシスは来年下半期に発売予定の中型セダン「G70」、大型スポーツ用多目的車(SUV)、高級スポーツ型クーペ、中型SUVの4車種を追加し、2020年までに合計6車種を備える計画だ。 
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